瀬織津比売命
五色園の続きということなんですが、
五色園というのは親鸞聖人の偉業や教えを視覚的に感知させることを目的とした場所なのだそうです。
だからなのか、こういうのもあったのでした。
桜が池??
実は五色園に来る前の週に御前崎の某所で私が仕事をしている時に、
トーさんはその間マシャフェリを連れて桜が池と言うところでお散歩をしていたのでした。
その昔、皇円阿闍利という人が世を儚んで弥勒菩薩に教えを請うと、
桜ヶ池に入水して竜神(大蛇)となったのだそうです。
そしてお彼岸の中日には親鸞聖人はじめ、歴代の浄土真宗の偉い人(多分)が
赤飯をおひつに入れて沈めるという行事が執り行われるとのこと。
創祀は敏達天皇十三年(584)にせおりつひめのみことがご出現したので、社殿を造営した。
その後坊さんが入水して大蛇になったということなのか、
桜が池のある池宮神社では瀬織津比売命と恵比寿さまをお祀りしているそうです。
およそ7年周期で夏の終わりに突然池が出現し、短期間のうちに水が引いて、
元のくぼ地に戻る。
こうしたことから出現した池は幻の池とも言われ、
その神秘的かつ幻想的な光景から毎回多くの観光客で賑わいを見せる。
そういう縁起をみていたので、五色園で突如現れたときはびっくりしたのでした。
ね、びっくりするでしょ? 皇円阿闍利という人、だと思う。多分 「おじちゃんってば、確か大蛇になったんだよね。」が、しかし、まだ桜が池の話はこれだけで終わらなかったのでした。
次の日、職場で上司からお菓子を頂いたのですがそのお菓子が桜が池のお土産でした。
なんと上司は(詳しく書くと誰だか解ってしまうので…)桜が池の縁の方だったのでした。
縁は面白いものですね。