サモエド・レディーになるために
マーシャ、一歳過ぎて拾い喰いが収まってきたようです。
そして後もうすこし(本当は少しじゃないけど)「クーの丘」で磨きをかけて頂きます。
何はなくとも「アイコンタクト」
「ツケ」で歩きます。
サモエド・レディーへの道のり、初めの一里塚が「つけ」ではないでしょうか。
マーシャが許可を求めてきました。
これを外でもいつでもどこでもできなくてはなりません。
一生懸命考えているマーシャ。
考えている時の顔が可愛くてたまりません。
そしていつものお疲れマーシャ。
サモエド・レディーとしてまた一歩近づいたのでした。
サーカスやテレビなどで芸をする人や動物を見る度に
私の母は「芸をする人や動物は殴られて言うことをきかされている。」と泣いていました。
そして泣きながら角兵衛獅子の唄を歌うのでした。(覇王別姫なんて見せなくて良かったよ)
犬の躾というのも、「可哀想」なんて言って全くしなかった一族なので、
その反面教師で私はいつか犬を飼う事があったらきっちり躾をしようと思ったのでした。
ただ、This is SPARTA 方式なのは私共が耐えられないということはわかっていたので、
もっと良い方法はないか、
躾と称した体罰や、意味のない罵声やらが全くないことが希望で
調べていた時、出会ったのが科学的なアプローチでのトレーニング方法でした。
初めはトリーツ(おやつ)を多用するので、おやつに釣られて言うことを聞くだけだと思っていたのですが、犬自身が考え行動することで、おやつという報酬がもらえるという、人の行動パターンにも当てはまる方法で納得がいったのでした。
そして犬自身が自発的に行った行動はしっかり覚えているという事も知りました。
現在の所、マーシャにとってのトレーニングはやりがいのあるゲームのようでワクワクしているのがわかります。だからそのやる気をできるだけ伸ばせたらいいなと思ったのでした。